STORY


日清食品ダイレクトマーケティング株式会社 代表取締役社長
(開発当時:ヒアルモイストブランドのブランドマネージャー)
1. 40代になり
年齢に抗えない現実に直面!
仕事と子育てい追われる日々の中で、「やっぱり30代とは違うな」と現実を突きつけられる場面は何度もありました。特にショックだったのは見た目の変化!ある日の会社帰りに、地下鉄の窓ガラスに映る自分の疲れた表情に愕然としました。「前はこうじゃなかったのに・・・」と現実逃避したくなるような気分で、年齢には抗えない、あきらめるしかないのかと悲しくなりました。
とは言え本来のズボラな性格から、毎日時間をかけてケアを続けられるタイプでもなく、ただただ受け止めたくない現実を突きつけられる日々でした。
まさにそんな時に、日清食品グループの研究開発チームが、自社が独自で保有する乳酸菌において、美容業界が驚くほどのすごい研究結果が出たとプレゼンを受けたのです。まさに興味津々で聞いたその研究結果は、当時の自分に夢を見させてくれるほどの驚くべきデータでした。

商品開発に奔走していた2019年当時
2. 「ヒアルモイスト乳酸菌」
との衝撃の出会い
実は日清食品グループでは50年以上もの間、乳酸菌をはじめとする微生物の研究を行っています。乳酸菌やビフィズス菌を代表とする微生物が人の体に与える影響などの研究を深めるため、独自に 1000株以上の菌株を保有する微生物ライブラリーがあります。
当時、微生物による「エイジングケア」を専門分野とする研究チームにより、なんと私たちの体の中の天然保湿因子「ヒアルロン酸」に関係する乳酸菌が発見されました。
体の中の「ヒアルロン酸」は、皮膚の真皮層、脳、臓器、筋肉、関節など、柔軟性や柔らかさを保つ様々な部分に存在していますが、加齢とともに減っていってしまうのが現実。減っていってしまう大切な「ヒアルロン酸」と深いかかわりがある乳酸菌の発見に、衝撃を受けたことをついこの間のことのように覚えています。

ヒアルモイスト乳酸菌
特許 第6495869号
3. 自分が飲み続けたい一心で
こだわった配合量
研究チームから説明された試験結果には半信半疑の気持ちで、自分もテストしてみたくなり、試飲用のサンプルを依頼しました。
20本の試飲用ドリンクサンプルをもらい、早速一日1本ずつ、連続で毎日飲んでみました。
すると3日目くらいに「あれ?気のせい?」と、なんとなく調子の良さを感じて10日目あたりから「これは気のせいではないかもしれない!」とテンションが上がりました。
20本飲み終えたあたりで「全然違う!これはずごい!」と驚きと感動で家族にも調子の良さを気付かれて大興奮でした。
私が試飲したサンプル品は、実験に使うために「ヒアルモイスト乳酸菌」を高配合にした、いわば採算度外視で作った超贅沢品でした。 製品にしたら原価が高すぎることはわかっていましたが、この感動こそが「ヒアルモイスト乳酸菌」の一番強い特徴だと感じ、贅沢処方にこだわって商品化しました。私自身が飲み続けたかった一心ですね(笑)
実感の様子を誰が見ても一目瞭然とわかるようレポートにまとめていたので、それを見た社内の人から製品化に反対の声は一切ありませんでした。

4. この感動を同世代に伝えたい!
初代「ヒアルモイスト発酵液」を2019年1月に発売しました。発売した年に美容アワードを複数受賞し、開発チームと一緒に驚きました。数々の化粧品メーカーやサプリメントメーカーが多くの商品を開発している中、日清食品グループとして初めての美容ドリンクに対して、美容業界のプロの方々が評価をして下さったのは非常にうれしかったです。
発売した2019年から、私は「ヒアルモイスト乳酸菌」だけは継続して飲み続けています。「この乳酸菌だけは一日も切らしたくない」という思いから、1回分のコストを抑えた「ヒアルモイストWタブレット」という製品も作りました。ドリンク1本とおぼ同じ量のヒアルモイスト乳酸菌が入ってるんですよ!私はドリンクとタブレットを併用しながら毎日欠かさず続けています。
家族や親せきはもちろんのこと、友人や知人に会うといつも興奮しながらヒアルモイスト乳酸菌パワーを熱弁してしまうのですが、特に私が悩み始めた40代の方や、自分と同世代の方に会うと「これはビックリするよ。まず試してみて!」と熱が入ります。一人でも多くの方が「ヒアルモイスト乳酸菌」に出会ったときの私のように喜んでいただけたらいいなと、いつも思っています。

2025年現在